INTEGRATED PLANNING

需給・輸送能力・物流ネットワーク計画支援

需要、在庫、倉庫能力、幹線・配送能力、時間窓、コスト、CO2を別々に最適化せず、意思決定の時間階層をそろえて実行可能な計画へ変換します。

EXECUTIVE THESIS

解くべき対象を、製品名ではなく経営判断から定義する

長期ネットワーク、中期能力、週次需給、日次配車、当日再計画を分け、どの変化をどの会議・システムで吸収するかを設計します。 対象となる価値流、意思決定者、データの正本、受入条件、移行制約を最初に合意し、業務成果へ届かない機能追加を避けます。

STRUCTURAL SIGNALS

相談時に確認する構造課題

症状をシステム不足と決めつけず、契約、権限、プロセス、データ、能力、運用へ因果分解します。右列は最初に置くべき判断です。

01

営業計画と物流能力が噛み合わない

需要粒度・確度と能力予約の時間軸が不一致

計画階層と凍結期間を定義する
02

積載率を上げると納期が悪化

サービス時間窓と集約ルールを別管理

目的関数とガードレールを合意する
03

繁忙期だけ緊急便が増える

能力シナリオとトリガーがない

Base・Peak・Disruption計画を分ける
04

共同輸配送が実証で止まる

参加者別価値、競争情報、撤退条件が未設計

協働チャーターとデータ境界を作る

ARCHITECTURE DECISIONS

優先して合意する設計判断

選択肢、評価軸、採用・棄却理由、決定者、見直し条件をArchitecture Decision Recordへ残します。

01

計画階層

年次ネットワーク、月次能力、週次需給、日次配車、当日再計画の責任を分ける

残す設計証跡Planning cadence map
02

制約モデル

重量、容積、車格、バース、時間窓、労務、温度、危険物を明示

残す設計証跡Constraint catalogue
03

目的関数

コスト、OTIF、在庫、CO2、安定性を重みと上限で合意

残す設計証跡Optimization policy
04

予測利用

予測値・確度・バイアスと、確定注文・手動補正を区別

残す設計証跡Forecast consumption rule
05

再計画

遅延・欠車・需要変動時の判断権限と顧客約束変更を定義

残す設計証跡Replanning playbook

BUSINESS / DATA / APPLICATION / TECHNOLOGY

物流EA四層を同じ対象IDで追跡する

業務責任、データ責任、機能配置、技術運用を分け、変更時に影響するプロセス、データ、連携、受入条件を双方向で辿ります。

Business

S&OP/IBP、能力計画、輸送計画、配車、共同化、例外再計画

OWNER
物流計画責任者
ACCEPTANCE
時間階層ごとの決定と凍結が明確

Data

Demand、Order、Inventory、Capacity、Lane、Calendar、Constraint

OWNER
計画データオーナー
ACCEPTANCE
粒度、時点、版、確度、単位が一貫

Application

Planning、OMS、WMS、TMS、Optimization、BI

OWNER
計画プロダクト責任者
ACCEPTANCE
計画から実行・差異学習まで閉ループ

Technology

シナリオ計算、最適化、データ基盤、モデル監視

OWNER
分析基盤責任者
ACCEPTANCE
計算時間、再現性、説明、停止条件を満たす

DECISION ARTEFACTS

会議と実装で使い続ける成果物

提出して終わる資料ではなく、判断、要求、テスト、移行、運用KPIで更新される成果物です。

OUTPUT 01

計画意思決定カレンダー

各時間階層の入力、判断、凍結、例外を可視化

OUTPUT 02

需要・能力Canonical model

物量、重量、容積、時間、設備、労務を共通化

OUTPUT 03

制約・目的関数カタログ

ハード制約、ソフト制約、優先順位、上限を記録

OUTPUT 04

シナリオ設計

通常、繁忙、災害、欠車、拠点停止を比較

OUTPUT 05

計画差異ツリー

予測、受注、能力、実行、例外の差異原因を分離

OUTPUT 06

再計画Runbook

トリガー、判断者、代替、顧客連絡、復帰を定義

MOBILIZATION ROUTE

構想から運用までを細いE2Eで完成させる

広範囲を同時に棚卸しせず、高リスクな価値流を限定して業務・データ・アプリ・技術・運用まで縦に検証します。

01 / ALIGN

計画階層と責任・KPIを合意

計画憲章
02 / MODEL

需要・能力・制約・カレンダーを標準化

モデル受入
03 / SIMULATE

実績で複数シナリオを比較

方針承認
04 / PILOT

一レーンで計画・実行・差異を閉じる

運用検証
05 / SCALE

拠点・荷主へテンプレート展開

展開承認

MEASUREMENT SYSTEM

KPIと対立指標を同時に置く

式、粒度、対象期間、データ源、基準値、責任者、除外・補正を固定し、単一指標の最大化による品質・安全・現場負荷の悪化を防ぎます。

計画遵守率

凍結期間内に計画どおり実行した対象割合

GUARDRAIL:硬直化で緊急対応を妨げない

予測バイアス

継続的な過大・過小予測の方向と量

GUARDRAIL:平均誤差だけで相殺しない

能力逼迫率

時間帯・レーン別に上限を超えた需要割合

GUARDRAIL:超過分を未処理として隠さない

再計画安定性

確定後の変更回数・影響Shipment数

GUARDRAIL:必要な再計画を抑止しない

計画CO2原単位

計画物量当たり輸送CO2

GUARDRAIL:サービス・品質低下を許容しない

DOMAIN VOCABULARY

導入判断に必要な物流用語

一般説明ではなく、識別、粒度、正本、責任、イベント、変更を自社の用語集・データ辞書へ落とします。

OUTPUT 01

Shipment

売買・納品の観点で、ある荷送人から荷受人へ送る物品集合。複数Consignmentへ分割される場合があります。

OUTPUT 02

Consignment

一つの運送契約の対象となる物品集合。複数モード・区間でも契約単位として識別します。

OUTPUT 03

ETA / ETD

到着・出発予定時刻。Requested、Planned、Estimated、Actual、Time zone、更新理由を区別します。

OUTPUT 04

YMS / Dock appointment

構内・バースの予約と車両訪問管理。到着、受付、待機、荷役、退出を分けて改善します。

OUTPUT 05

OTIF

On Time In Full。合意した場所・時間窓・数量/品質で納品した割合。荷主・納品先で定義を揃えます。

OUTPUT 06

Physical Internet

標準化された容器・情報・拠点をネットワーク化し、企業・業種を越えて物流資源を共有する構想です。

DEFINITION OF DONE

四層それぞれの受入を揃えて完了とする

システム稼働だけで完了にせず、業務成果、データ信頼性、機能配置、回復性を責任者が証拠で受け入れます。

OUTPUT 01

Business受入

物流計画責任者が「時間階層ごとの決定と凍結が明確」を証拠で確認し、未解決事項と期限を記録する

OUTPUT 02

Data受入

計画データオーナーが「粒度、時点、版、確度、単位が一貫」を証拠で確認し、未解決事項と期限を記録する

OUTPUT 03

Application受入

計画プロダクト責任者が「計画から実行・差異学習まで閉ループ」を証拠で確認し、未解決事項と期限を記録する

OUTPUT 04

Technology受入

分析基盤責任者が「計算時間、再現性、説明、停止条件を満たす」を証拠で確認し、未解決事項と期限を記録する

FAILURE PREVENTION

典型的な失敗と予防

R01

最適化モデルへ全判断を委ねる

目的関数、制約、説明、手動介入を業務責任者が所有する

R02

平均物量だけで能力設計

分布、時間帯、ピーク継続、例外余力を含める

R03

積載率だけを最大化

OTIF、滞留、品質、ドライバー負荷をガードレールにする

R04

共同化の総便益だけ示す

参加者別便益・費用・データ境界・撤退条件を合意する

PROJECT QUESTIONS

検討初期によくある確認

製品やベンダーを決める前でも相談できますか

可能です。まず「計画階層」と「制約モデル」の判断軸、現状証拠、受入条件を定義し、製品は実現選択肢として比較します。

データが十分に整っていなくても進められますか

完全な台帳は不要です。計画意思決定カレンダーの対象を限定し、実績、設定、契約、担当者判断を照合して、事実・推定・未確認を分けます。

最初から全拠点・全取引先を対象にしますか

計画階層と責任・KPIを合意ことから始めます。細いE2Eを業務・データ・アプリ・技術・運用まで完成させ、再利用可能性を確認してから広げます。

RFPや要件定義へどう接続しますか

計画意思決定カレンダー、需要・能力Canonical model、制約・目的関数カタログを要求、ADR、受入条件、テスト、移行計画へ識別子で接続します。

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